第4章『夢に託されし希望』
これまでに新たな敵勢力は現れ続けていた。
1万年前にムー帝国と戦ったと言われる魔性の存在で構成された帝国、妖魔帝国。
ガイラの国の王トルパによって創造され侵攻を開始するIdea-Monster、イドム。
20世紀から行動していたと言われ擬態能力と驚異的な身体能力を持つ吸血種族、翼手。これらの勢力に対してムー帝国のロボット、ライディーンや言霊で動くと言われる謎のロボットミカヅキなどの戦力を得て対抗する地球防衛軍だが戦況は激化。
いつ終わるかもわからぬ状況となっていた。
一方ジャマンガには四将軍の一人で少女の姿をした超人将軍ヒュウが戦線に参加。
彼女はすでに自分の作戦は動き出していると他の幹部に宣言する。
一方地球防衛軍は以前撃破したメカゴジラの残骸から解析した究極の対G超兵器『メカゴジラ』を完成させる。
初陣で青森に現れたバトラ幼虫を難なく撃破し初陣を飾るメカゴジラ。
一方インドの一都市にキングギドラが出現。
だがその場にゴジラが現れ、キングギドラを圧倒。
中央の首を吹っ飛ばし勝利する。
倒されたキングギドラは何故か銀河連邦と連携したアメリカ政府によって回収される。
以前より遥かにパワーアップしたゴジラを倒すため、ゴジラが住処としていると判明したバース島へ向かうメカゴジラ。
しかしバース島は天然ウランの影響消滅間際で危険な島である。メカゴジラは突如現れたラドンに襲われるもそれを撃破。
しかしその後のゴジラとの戦いでは善戦虚しく敗れ去ってしまう。
メカゴジラにとどめを誘うとするが突如現れたバトラがゴジラを襲う。
ガルーダの助けによりメカゴジラはなんとかバース島から脱出するがラドンがバース島消滅に巻き込まれてしまう。
一方アメリカ政府は大統領とインファント島の小美人、そしてなんとエインシャント卿のエージェンドである影と交渉を行っていた・・・。
一方バース島と共に沈んでいくラドン。しかしそこに何故かデジモンであるバイフーモンが現れ奇妙な古代の唄を聞かせる。
そして赤く光りだすラドン。
その後地球防衛軍はついにG撃滅作戦を横浜で開始。
寿命短いモスラがゴジラをおびき寄せることになったが横浜にはラドンが進化したファイアーラドンとバトラ成虫が襲来。
さらにゴジラまで現れる。戦いはファイアーラドンを撃破、バトラはモスラの説得で味方になり、ガルーダと合体したスーパーメカゴジラはゴジラに挑む。
戦いは五分五分だったかそのときあのキングギドラをサイボーク改造したメカキングギドラが出現し形勢逆転。
4体の怪獣の前にもさしものゴジラも破れGクラッシャーでついに地に伏す。
息も絶え絶えのゴジラをバトラとモスラが運ぶがゴジラは最後の抵抗をするが結局バトラと共に北の海に沈んでしまいモスラに封印されてしまう。
そのまま沈んでいったゴジラに寄り添う影があった。ファイアーラドンである。ファイアーラドンはゴジラに寄り添うとそのまま融合し始める。
ファイアーラドンのエネルギーにより復活を遂げたゴジラは封印をぶち破りリベンジを挑む。
復活したゴジラは圧倒的であり攻撃が一切通用せず、ついに新必殺技でああるバーンスパイラル熱戦を発射。
そのパワーの前にメカキングギドラ、モスラ、スーパーメカゴジラは粉々に爆散する。
勝利の彷徨をあげゴジラは海へ去って行くのであった。
しかしこれは後に起こる大事件の始まりに過ぎなかった。
一方マリオ達は新たなミレニアムエレメントの情報をキャッチ。
今度はファ・ディールとのゲート周辺にエネルギー反応があったのだ。
だが現場のギアナ高地に向かうとエネルギー反応はゲートの向こう・・・ファ・ディールから発せられていると判明。
とにかくファ・ディールに入ることになったビッグコンボイ達はエネルギー反応が強いドミノの町周辺に着くが、突如そこに巨大モンスタージャッカルに襲われる。
だがそのジャッカルを瞬殺してくれた剣士がいた。彼の名はトト。
この町の近くに住む青年で、話を聞いたトトは快くマリオ達に協力する。
最近ドミノの町では先ほどのジャッカルのような強力なモンスターが跋扈しておりそのボスが謎のクリスタルを持っていて並みの冒険者じゃ倒せなくなっていると聞かされたマリオ達はそのクリスタルこそミレニアムエレメントの欠片と確信する。
モンスター達はドミノの町の北にある洞窟に拠点を築いていると知ったマリオ達は早速現場に向かうがそこにすでに何名かがモンスターと交戦していた。
彼らは超巨大ギルドダークネスジャッジメントの一員で、そのメンバーで一つの身体を共有するレオンとエイナはハヤト達と同じ召喚術を使えた。
何故それを使えたのが聞き出すがレオンとエイナは記憶喪失で本人達も知らないのだという。
そしてダークネスジャッジメントとトトと一緒に洞窟を進んでいくマリオ達。
レッサーデーモンなどのモンスター達を倒していき、奥に待っていたのはモンスターのリーダーであるゴールドドラゴンだった。
暴走するかのように暴れまくるゴールドドラゴンに苦戦するマリオ達だが、アランが一瞬の隙をついてゴールドドラゴンにライディンを直撃させる。
そしてその瞬間にトトが剣の一撃を食らわせゴールドドラゴンに大ダメージを食らわし倒す。
するとゴールドドラゴンからクリスタル・・・ミレニアムエレメントの欠片が出てくる。その時倒されたゴールドドラゴンが起き上がるが何故か正気に戻っているようになっており、部下のモンスターもそれに準じていた。
アランはモンスター達はミレニアムエレメントの影響で暴走を引き起こしていたと推測する。
こうして事件は解決し地球に戻ったマリオ達はギアナ高地で実はトトは凄腕の冒険者だと知る。
一方トトの家に錆びた剣を持ってきた草人が訪れていた。後にこの剣は物語の中で大きな役目を果たすことになる・・・。
あけぼの町では新たにゲルト・フレンツェンが仲間に加わる。
ドイツで有名な常勝無敗のオートバイレーサーの彼がミレニアムエレメント捜索部隊の仲間に加わることに驚く一同だがゲルトは監視の意味も兼ねて部隊に加わっていたのだ。
数か月前ゲルトは半身不随の重傷を負うがベアトリスと名乗る謎の女から渡された薬によりデモアニックと化したのだ。
今まで確認されたデモアニックと違い、自我を持つゲルトは一時期幻覚症状を引き起こし暴走していたが、サイバトロンが開発した新薬で正気を保っていた。
都市安全保安局は彼の戦闘能力に目をつけ、行き場のないゲルトをミレニアムエレメント捜索部隊の仲間にスカウトしたのだ。
こうしてデモアニックに変身する能力を持ったゲルトも仲間に加わったがその直後、地球防衛軍で大事件が発生する。
その発端はゴメノスが出現したことに発する。
藤宮の助手である稲森が開発した怪獣を操るパーセルによりゴメノスはおとなしく撤退・・・と思いきやなんとゴメノスは稲森に操られるまま町へと進撃する。
稲森の目的は地球に住む怪獣は人間の身勝手さに怒っているとしそれを思い知らせるためだが、その真意は人間が考えを改めれば藤宮も考えを改めると考えたからである。
しかしゴメノスは途中で命令を拒絶し稲森を攻撃。
駆け付けた藤宮の前で稲森は息を引き取りその場で絶叫する藤宮。
一方XIGの諜報部隊リザードは藤宮がアグルと何らかの関係があると知り、さらにそのことを我夢が知っていたことまで突き止めていた。
責任を問われた我夢はXIGを追放される。だが追放されたのは我夢だけではなかった。
同じころ今度は日本政府から派遣された過去のデジタルワールド調査隊の一員でもある倉田博士を連れてデジタルワールドに調査に向かったDATSは再びメルクリモンに会見するが、メルクリモンは倉田を見るなり驚愕する。
何故なら倉田こそ謎の軍勢を率いてデジモンを虐殺した張本人だったのだ!
本性を現した倉田は今回は日本政府からデジモン殲滅の任務を受け取っていると表明。
何故なら以前G撃滅作戦が失敗に終わった遠因となったファイアーラドン・・・それが誕生したのはデジモンの仕業とエインシャント卿から情報を渡されたからだ。
そして自らが作り上げたギズモンXTを使ってメルクリモンを倒し、その場を去る。
追ってDATS本部に戻ってきた大達を待っていたのは地球防衛軍内で記憶を消す権限を持つメモリーポリスだった。
倉田博士の虚偽の報告により解散が決まったDATSのメンバーは記憶を消され地球防衛軍から追放されてしまった!
そのことを知った森羅は日本政府に直属する倉田の行動を怪しみ都市安全保安局に援護を求める。
その後世界各地でウルトラマンアグルが現れ、地球に何かのエネルギーを送っていた。なんとアグルはジオベースから奪ったデータをもとに地球上に眠っている怪獣を次々と目覚めさせていたのだ。
地球防衛軍内に置いて高い地位に着くことができた倉田はアグルと関係のある藤宮殺害を命令。
そのため重傷を負った藤宮は過去に何度か接触したKBCのアナウンサー玲子に助けられ、病院へ運ばれる。
そして各地で地球怪獣が現れウルトラマンマックスやSRFがその対処に向かう。
藤宮が入院していた病院にも現れるが地球を護るために人間を守る必要なんてないと言い切る藤宮。
しかし玲子の説得と入院していた子供が持っていた手を取り合うガイアとアグルの絵を見て心が揺らぐ。
藤宮「無駄だとわかっていて・・・それでも守るのか、人間を?それがウルトラマンだというのかぁぁぁぁ!!!」
アグルに変身し怪獣を倒す藤宮・・・彼はそこを去るが玲子はついていく。
だがその日から星が歪むという謎の現象が発生する。
一方記憶を消され一般人と暮らしていたDATSのメンバーは森羅の協力で脱走したデジモンと再会。
本人曰く日本政府の命令(実際は自分の野心も含む)でデジタルワールドへ侵攻した倉田に対しDATSのメンバーは森羅にデジタルワールドは自分達が守ると伝えデジタルワールドへ向かっていく。
デジタルワールドでは倉田配下のギズモンやバイオデジモンに苦戦しつつも謎のデジモン、バンチョーレオモンの助けを得てシャイングレイモンなどの究極体になる力を得た大達はデジタルワールドを進んでいった。
一方玲子と共に逃避行を続ける藤宮は独自に追っていた我夢と再会。
しかし完全に決裂状態となった2人は玲子の制止も聞かずそれぞれガイアとアグルに変身。ウルトラマン同士の戦いが再び始まった。
そしてその末・・・フォトンエッジとフォトンクラッシュがぶつかり合いそのエネルギーが上空の巨大ワームホールを開いた!
元に戻った2人は森羅に救出されるも藤宮は脱走。
このとき玲子はKCBの仲間に保護された。
我夢もそれを追った。そして巨大ワームホールから破滅将来体の尖兵である凶悪な怪獣、巨獣ゾーリムが出現。
その時我夢はワームホールから発せられたエネルギーによりクリシスが暴走・・・・いや同調していることに気付く。
すなわちこれは昔からクリシスが破滅将来体に操られていることを意味しており、アグルに力を授けたのは地球ではなく破滅将来体である可能性も出てきたのだ!
それを知り自らの信じていたものが音を立てて崩れ絶叫する藤宮。
完全に絶望した藤宮は我夢にアグルの力を与え、その場を去っていく・・・。
藤宮「信じていたものに・・・大事なものに裏切られた気持ちが、お前にはわかるか?俺にはもう守るものなんて・・・何もない。」
我夢「大事なものなんて・・・いくらでもあるじゃないか!!」
我夢はパワーアップしたガイア・・・ガイアV2に変身しゾーリムに立ち向かっていく。
そしてアグルの力を最大限発揮したスプリームヴァージョンとなりその力でゾーリムを粉砕するのだった!
その後森羅と都市安全保安局の捜査で我夢は何者か(おそらく倉田)に濡れ衣を着せられたと判明。我夢はXIGに戻ることができたのであった・・・。
あけぼの町では新たに魔獣と遣い魔が出現し、リュウケンドーとマグナリュウガンオーが出撃するが、それは囮だった。
ヒュウ自身があけぼの町に攻撃し、隙をついて光太と未来をさらっていったのだ。
それと同時にジャークムーンの手によって地下からあけぼのタワーを越える大きさの魔塔フィーリングコントローラーが出現。この塔は人の感情を思いのままにでき、すなわち人々を永遠に恐怖状態にすることができほぼ無限にマイナスエネルギーを発生することも可能だという。だがこの装置には光太と未来の2人を部品として組み込む必要があった。
何故自分達が!?と驚く2人に対しヒュウはある真実を話す。
そしてフィーリングコントローラーが発動し、あけぼの町中の人間から今まで以上のマイナスエネルギーが発生する。
これを阻止するためリュウケンドー達、そして自ら志願したデュゼはヒュウを止め、光太と未来を救出するため魔塔に突入する。
遣い魔やモンスターを蹴散らし最上階に着いたリュウケンドー達の前にはヒュウが待っていた。後ろには何かの装置に絡めとめられていた2人がいたがその顔は完全に絶望に染まっていた。
何をした!という叫びに対しヒュウは答える。
実は彼らがいた地球は彼らがこちらの地球に来た直後、最終戦争や環境破壊など様々な要因で滅び去っていたのだ。
そしてその地球からこの地球に来たのはヒュウの仕業だったのだ。
ヒュウはこのフィーリングコントローラーを発動させるには絶望に完全に囚われた男と女の感情と生命エネルギーが必要であり、それを確実に行うには滅亡寸前の世界から来た人間が適任と考え彼らを召喚したという(魔弾戦士達と接触させたのは気まぐれ)。
撃龍剣は何故ジャマンガが平行世界から人間を召喚なんてスケールの大きいことができたのか疑問に思い調子に乗ったヒュウは答えようとするがジャークムーンに制止される。
そしてヒュウとの戦いが始まるがヒュウの強さは今までのジャマンガとは桁外れの強さで大苦戦してしまうリュウケンドー達。
このまま負けてしまうのかと思われたがマリオや紅零度丸、そしてデュゼの呼びかけに絶望に囚われていた光太と未来は目をさましフィーリングコントローラーを暴走させる。
このことが形勢逆転となりヒュウの撃破に成功。
ジャークムーンは撤退し魔塔フィーリングコントローラーは崩壊、2人の救出に成功・・・・だが生命エネルギーを吸い取られ虫の息・・・。
マリオ達に「自分達の地球は滅んだけど、この地球は無事だし、それに自分達の地球じゃ夢の存在だったスーパーヒーロー達がいるから希望を残すことができる」と言い残し息を引き取るのであった・・・・。
SHOTにとって仲間の死はつらく、特にデュゼは弟と妹的存在だった2人の死に号泣したが、それと同時に彼らが自分達に希望を残したことを自覚し地球を護ることを改めて決意する。
ジャマンガ城ではDrウォームが新たな魔獣を作ろうとするがその時卵の状態のグレンゴーストがその魔獣に力を与える。
そして誕生した覇邪魔獣グレムゴブリンはあけぼの町に襲来、マリオ達は歯が立たなく、ついに撃龍剣が奪われてしまう。
その力で撃龍剣を物言わぬ剣にしたグレムゴブリンは魔弾斬りをもつかいこなし、そのまま撤退するグレムゴブリン。
後の解析でグレムゴブリンの力は最近倒したヒュウをも超えていたことが判明。
今のSHOTの戦力じゃ勝負にもならないためサイバトロンや森羅、仮面ライダー1号を始めとするスーパーヒーロー達に援軍を求めるを決定。
そして撃龍剣を携えて現れるグレムゴブリン。
戦えない剣二を残してグレムゴブリンに立ち向かうビッグコンボイ達。
だがただ強いだけではなく撃龍剣の力を利用してありとあらゆるエネルギーを吸収、攻撃を無効化するグレムゴブリンに大苦戦を強いられる。
しかもそれにより撃龍剣がエネルギーが飽和状態となり、下手すりゃ魔法爆発を引き起こしあけぼの町が壊滅してしまう状況となっていた。
その様子を見た剣二は自分も戦場に行かせてくれと懇願する。
天地は自信はあるのかと剣二に聞く。剣二は撃龍剣を信じている、それが唯一の自信だと答え、その覚悟に天地は現場に向かわせることを許可する。
そして現場に来た剣二であるがやはり追いつめられる・・・がグレムゴブリンの斬撃を白羽取りで受け止める。
エネルギーが流れ込むが剣二はそのエネルギーを受け止め撃龍剣を元に戻そうとする。
常人ならすでに即死レベルのエネルギーが流れるが剣二は決して撃龍剣を離そうとしない。そしてついにその想いが実ったのが撃龍剣は意識を取り戻した!
そして自分に溜まった数々のエネルギーが撃龍剣をゴッド撃龍剣に進化、それを使って剣二は変身!
ゴッドリュウケンドー「敵が邪悪の神の使いならリュウケンドーは正義の神ともならん!ゴッドリュウケンドー、ライジン!!」
剣二が変身したゴッドリュウケンドーはグレムゴブリンを越える戦闘力を持っていた。そしてついに必殺技、龍神魔弾斬りでグレムゴブリンを撃破するのであった!
新たにゴッドリュウケンドーが戦力に加わったSHOT。こ
れによりジャマンガとの最終決戦の日は近づきつつあった。