宇宙人やUMAがいないなんて誰が言い出した?何もない事が噂になる筈が無い

 

怪物に死後の世界、精霊や妖精なんて記録の存在を信じないのは絶対とは言えない

 

自分達人間も超能力や霊感など謎と神秘がある

 

地球や宇宙が一つとは限らない、時間の流れが皆同じとは限らない

 

アニメや漫画の世界が本当は存在しないなんて事はない

 

自分が見た夢、他人が妄想という奇妙な体験も本当にあった事かも知れない

 

物語や主人公を創造する為に元となる何かの知識を必要とするように そして夢が移すのは自分の中のように

 

この世でありえない事は一つ「存在しない物を見る事」なのだから

 

パラレルワールド、ドッペルゲンガー、デジャヴー・・・・これらは同一の違う物と少なからず繋がりを感じる

 

宝石や天然石などのお守りとして使われる石が何の力も無いただのアクセサリーの筈も無い

 

自分達が作った、又は手を加えた物に不思議な力が宿っていても可笑しくはない

 

秘密の部屋

 

「不思議というのは、意外と当たり前の位置にあるかもしれない」

 

「フ・・・・実際、ここが不思議だらけだしな」

 

「また何か詩を書いているのですか?

 

「うん、中々良いのが書けそうだよ」

 

「君の詩、今度聞かせてよ」

 

「う〜ん、俺は詩とか語りとか僕はあまり分からないんだよね」

 

「鼻歌を歌っている人はいるけどな」

 

ギクゥ!!

 

「だ、誰がそんなもの」

 

「はいはい、馬鹿なお話はまた今度・・・・・来たぞ」

 

カッ、カッ、カッ・・・・・・

 

チッチッチッチッチッ・・・・・

 

「時間ピッタリ」

 

「さて、そろそろ始まるか」

 

「それぞれの役割は集まる以前に聞いた筈だな、早速行くぞ!」

 

「了解!!」

 

始まりは突然と、彼らも知らずに起こるもの

 

夜の民家

 

子供「そろそろやめようっと」

 

ふと彼は空を見上げた。

 

子供「へぇー。青い流れ星かぁ、珍しいな」

 

母親「降りていらっしゃい、ご飯出来たわよ〜」

 

子供「は〜い」

 

彼はパソコンの電源と部屋の電気を消して出た、筈だった。

 

ピピピ・・・・・ガーガーガー・・・・プッ

 

例えば君達が今使っているこのパソコンにもほら、誰もいないのにマウスが動いている・・・・・

 


プロローグ

「真夜中の青き星」


 

デジタルワールド 地下空洞

 

「う、うわッ!」

 

バキッ!!

 

その暗い洞窟の中で、戦いは続いていた。

 

「ギチギチギチィ!」

 

巨大な虫の影は羽音を立てながら声の聞こえる方向に飛び掛った。

 

「あめぇ!!」

 

クワガーモン「ギギッ!?」

 

クラッカーザク「ああ、デジモンが!」

 

マゼラザク「慌てるな、メガランチャー隊構え、撃て!!」

 

し〜〜〜〜ん

 

ザク二人「「・・・・・・・あれ?」」

 

「呼んだのはこいつらか?」

 

ザク達が振り向くと影の足元にジオンやティターンズのMSが目を回していた。

 

マゼラザク「な、なんと、まあ・・・・(汗)」

 

クラッカーザク「全・・・、然相手になってないな(泣)」

 

周りを見るとガードロモンやマリオシリーズのザコ達が同じように倒れてボロボロになっていた。

 

「さあて、知っている事を教えてもらいますよ」

 

クラッカーザク「ええい、くそ!」

 

ボンッ!!

 

クラッカーザクは自分の足元に煙幕を投げた。

 

「うお!」

 

煙が晴れると周りのザコキャラも皆消えていた。

 

「しまった、逃げられた!」

 

「待て、追わないでいい」

 

「・・・・気づきましたか?」

 

「ああ、彼らは殆ど訓練途中だな」

 

「え、あいつらけっこう強かったですけど?」

 

「・・・・奴らを見たか?」

 

「ザコキャラ達だな?」

 

「どういう事ですか?」

 

「俺達が倒したクリボー、カメ族やジオニックMS達はシリーズ中ならどこにでもいる奴らで

 

特定の軍団固有ザコキャラが全然いなかった」

 

「???」

 

一部、話が分からない者がいるのに気がついたのか声の主は少し間を置いた。

 

だが、その心配もなく答えを出した者が続きを語り出した。

 

「て、事はあいつら本隊とは独断か?」

 

「あるいは正規の軍団じゃない、か」

 

「どうせ召喚された誰かが自分の集めた連中がどこまで戦えるか見たかったんだろうよ」

 

「て、ことはまんまとデータ収集に協力させられていたのか」

 

「そういう事になるな、とりあえず洞窟を出るぞ、「牙流紅具」に連絡をとってこの場所の事を

 

「俺は一人になるぜ」

 

「!」

 

「他の世界の事に興味はないし、勝手に呼び出されていい迷惑だ」

 

「じゃあなんでここまで来たんだ?何か気になる事があるんだろう」

 

「・・・・お前には関係ない」

 

「お、おい。待てよ」

 

「・・・・私も別行動する」

 

影は幾つか別れて散った。

 

「いいんですか?」

 

「あいつらの腕なら心配はいらない、それより連中だ」

 

「やっぱりあの騒ぎと関係あるのでは」

 

「あるいはデーモン達の別働隊、か」

 

「なんにしてもシラミつぶしに手掛りを探すしかありませんね」

 

「・・・・さて、他の戦士は大丈夫かな」

 

奥の方に影が向かうと別の二つの影が現れた一つはかなり大きいのが分かる)。

 

「成程、普通の人間で勝てる相手ではないな」

 

「したらどうするよぉ、そんな奴とやりあうなんてよぉ〜」

 

「ふ、そこは頭を使うものだ、あの「鋼の兄弟」にやられた借りはどうしても返したいからな」

 

「気合がはいっているな、コルト」

 

聞こえた声に二人は振り向いた。

 

コルト「あの二人もこの世界に来るんだろう?それに刑務所から逃がしてもらった借りは返すさ」

 

「結果的にそうなっただけだ、さっきの戦闘は記録した」

 

影はコルトにテープを投げ渡した。

 

「それでは、打ち合わせ通り頼む」

 

コルト「行くぞ、ゲイル」

 

二人が去った後、影は考え込んでいた。

 

「あんな連中まで呼び出すとは徹底しているな・・・・人の事は言えないか」

 

戻ろうとした影はまた振り返った。

 

「しかし・・・・この次元は複雑では済まされないな」

 

彼らの言葉、彼らの動く理由は数日前よりさかのぼる。

 

デジタルワールド 荒地

 

大勢のマントを被った影が砂嵐に見え隠れしながら歩いていた。

 

マントの男「思っていたより荒野が広がっている」

 

男B「やはりこれはデーモンが復活したんですか?」

 

マントの男は一人考え込む。

 

マントの男「最近出没するという未知のデジモン達、それがデジモンでないとしたら」

 

男A「は?何を言っているんですか」

 

マントの男「何故暗黒の海に封印されたデーモンが今になって復活する」

 

男B「え?」

 

マントの男「何者かが手助けしたとしか思えんのだ」

 

男A「そんな、封印を解く力を持った者などデーモンの配下にいる筈が」

 

男B「大体、あんな所に出入り出来るデジモンなんて」

 

マントの男「そうデジモンなら、いや誰も「自身」で行けないからこそ死角になる」

 

男C「ハグレモンさん」

 

マントが風になびき、砂嵐が止んできた、ほんの僅かに格好が見える。

 

手に持った鈴の付いた杖、腰にかけた刀、人間にも見えるが体はふたまわりほど小さい。

 

[?(マントで隠れているため識別不能)デジモン データ種 ハグレモン]

 

ハグレモンは写真を取り出した。

 

ハグレモン「そして各地で目撃されている空を飛ぶ巨大な影に

 

正体不明のデジモン同士の戦い、背格好がバラバラの人間の集団

 

そして更に強力になっている全て破壊された筈の

 

「イービルスパイラル」と「ダークタワー」、ただ事ではないのは分かるだろう」

 

デジモンA「確かに「選ばれし子供達」ならともかく、

 

デジヴァイスもない普通の人間がデジタルワールドに入れる筈がない」

 

デジモンB「目撃情報ではこの人間達が変な力を使ってデーモン配下と戦っていたとか」

 

デジモンC「馬鹿な、人間がデジモンとまともに戦うなんて出切る筈が」

 

ハグレモン「だが本当だとすれば、デーモン達に対抗できる力の持ち主がいるということだ」

 

デジモン「うわあああ!」

 

突然一匹のデジモンが叫んだ!

 

ハグレモン「!?、どうした」

 

デジモン達に緊張が走った・・・・

 

と、そのとき・・・・

 

叫んだデジモン「目に砂が入って痛いです〜〜〜!!」

 

ガァァァァァァァァ〜〜〜〜!!!!

 

間髪入れずに全員ズッコけた(笑)

 

デジモンA「そんな事で文字がデカくなる程騒ぐな〜!!(激怒)」

 

そういうお前はどうなのだ。

 

叫んだデジモン「だって〜〜〜(本泣)」

 

ハグレモン「二人共、もう声落とせ(呆)」

 

デジモンC「まあ、こういうにぎやかなのもいいじゃないですか(笑)」

 

ガイ―――ン!!

 

その時どこからか銃声が鳴り響き、ハグレモン達は身構えた!

 

謎の声「そのにぎやかな所を悪いな」

 

現れたのは西部劇風の格好をした影だった、顔は日除けのマントで見えない。

 

ハグレモン「・・・・・・・」

 

敵デジモン「・・・・・・・」

 

二匹(なんだこいつ、変な格好のデジモンだな(_―;)

 

どちらもどちらである。

 

敵デジモン「俺はデーモン様の僕、ハンタモン、その首もらった!」

 

[?(ハグレモンと同理由で識別不能)デジモン ウイルス種 ハンタモン]

 

ハグレモン「我が名はハグレモン、参る!!」

 

周りにデジモンが集まり戦闘体制に入り、ハグレモンの部下も姿を現して前に出た。

 

ハグレモン側はそれ程凶暴性がない種族に対し、デーモン軍は攻撃性の高いデジモン達が集まっていた。

 

ハンタモン「とても戦闘向きの種族には見えないな」

 

ハグレモン「お主らの悪趣味な連中よりマシだ」

 

二匹はそれぞれ思う事があった。

 

ハグレモン(まさかここで連中に出くわすとは思わなんだ、こちらは戦闘ができる者達はあまりいないか)

 

ハンタモン(一見、それ程のデジモンはいないが粋のいい連中だな、狩りを楽しめる)

 

お互い相手に視線を合わせてニヤついていた。

 

ハンタモン「確かにそうだな、では遠慮なく・・・・」

 

ハグレモン「全員、戦闘開始だ!!」

 

ハグレモン達は正面から突っ込んでデーモン軍はそれを囲むように攻めた。

 

その様子を崖の上から二人の影が見ていた。

 

布を被っているので全身が見えないが特徴的な二頭身とモノアイでMSだと分かる。

 

モノアイのMSA「血の気が多いなぁ、もう」

 

モノアイのMSB「のん気な事を言ってないで僕らも参加しませんか?」

 

モノアイのMSA「味方が少なすぎるし、今の状態で連中に姿を見せるのはなぁ」

 

モノアイのMSB「そんな事言っている場合では・・・・う!?」

 

謎の光が周りを包み、彼らは目を疑った。

 

ハグレモン「な・・・武器転送!?」

 

ハンタモンは右手にボウガンを持っていた、いや腕にくっ付いていると言った方が正しい。

 

ハンタモン「くらえ!「フレイムショット」!!」

 

ヒュ!バァァァァン!!

 

デジモン達「ぐあああああ!!」

 

火薬の付いた矢でハグレモン側の数は一気に減った!

 

モノアイのMSB「今のがハンタモンの力なのか・・・!?」

 

モノアイのMSA「違う、銃の弾に力を込めることは出来るが

 

武器を丸ごと転送するとは考えられない」

 

ハンタモン「次は特大で行くぜ!「火力上昇」!!」

 

モノアイのMSA「させるか!」

 

ガキィン!!

 

ハグレモンは目をつぶったが弾が飛んでこない、今のは何かが強くぶつかり合った音だ。

 

ハンタモン「これは・・・・ナイフ!?」

 

ナイフはハンタモンの腕を弾いた。

 

カチッ!!

 

ハンタモン「へ?」

 

ド〜〜〜〜ン!!

 

ハンタモン「ギャ―――――!!」

 

デーモン軍一同「ああ〜〜〜〜!!」

 

突然の大爆発がハンタモン達を襲った!

 

さっきの「カチッ!!」はボウガンの発射スイッチが誤作動を起こしたのだ。

 

弾かれた腕はハンタモンの足元を向いていたのでハンタモンと周りの部下達は直撃した。

 

ハグレモン達「・・・・・・・・うわぁ(引)」

 

ハンタモンの自滅でデーモン側は混乱して滅茶苦茶になり、

 

その運のなさにハグレモン達は後ずさりし、笑いをこらえる者もいた。(オイオイ)

 

そしてさっきのМSはというと・・・・

 

モノアイのMSB「ナイスタイミ・・・・あれ?」

 

モノアイのMSA「わぁー!前が崖だったの忘れてた〜!!」

 

ガク!

 

モノアイのMSB「何やっているんですか、もう(呆)」

 

もう一人のMSが引っ張っている間に敵の体制が立て直された。

 

モノアイのMSA「世話のかかる、デーモン軍を追い散らすぞ」

 

(人の事言えないでしょ(-_-;))と思いつつ片割れは通信機を出した。

 

モノアイのMSB「了解「ミッドナイト・ブルースター」「スターライト」出撃!」

 

ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・!!

 

デジモン「なんだ・・・・?」

 

ハグレモン「地震じゃないな・・・・!?」

 

敵デジモン「あ、あれを見ろ!!」

 

空を見上げた一同が見たのは巨大な二つの影だった、どちらも所々が青く塗られた黒い戦艦だ。

 

黒焦げ(笑)ハンタモン「あれはSDのアークエンジェル級戦艦!?もう一つはコーネリアス級か!

 

だがデータにない、新型か?撤収命令を出せ!撤収だー!!」

 

敵デジモン「逃げろ〜!あんなのに撃たれたらひとたまりもないぞ!」

 

デジモンA「我々も逃げましょう!!」

 

デジモンB「お・・・・応戦しますか!?」

 

ハグレモン「先にハンタモン達を追いかけるぞ」

 

デジモンB「は、はい」

 

ハグレモン(やはり今までの戦いとは違うな)

 

刀一つで守れる物がない事を私は感じていた、今以上の力がいる・・・・

 

ミッドナイト・ブルースター ブリッジ内

 

モノアイのMSB「彼らと合流しなくていいのですか?」

 

モノアイのMSA「まだ準備が出来ていないだろ、それに連中程の強さなら心配ない」

 

彼はそう言いながらも一つ気がかりな事があった。

 

モノアイのМSA(ハンタモン自身はただのデジモンなのに、あの力

 

ハグレモンのデータはプロテクトの下にブラックボックスだらけ

 

・・・・・いきなり壁にぶちあたっちまったな)

 

モノアイのMSB「そうですね、それで我々はどうします?」

 

モノアイのMSA「スターライトで四聖獣やデーモン達の開けたゲートを探してくれ」

 

モノアイのMSB「了解しました、コスモス「艦長」」

 

マントを外して見えるのは肩に付いたサソリの紋章、透き通った緑色のアストレイ

 

パーツに所々相違点がある、中でもあのモノアイは印象的だった。

 

コスモス「なんかウキウキしてないか?ヤヌス」

 

ヤヌスと呼ばれたMSは黒いジンの姿だった。

 

ヤヌス「いえいえ♪」

 

コスモス「・・・・とりあえず新しいゲートはこっちで調べるから(呆)」

 

その時の私はコスモスの言うとおり高鳴る気持ちを抑えきれずにいました。

 

(後から分かった事だと彼も内心そうだったみたいですけど)

 

それぞれ思いを抱いて新しい幕が開き始めましたが・・・・

 

まさか予想以上の騒動が起こっているとはコスモス達含め誰一人気づいていなかったのです。

 

世界について

 

我々の住む世界は時折、別の世界と繋がるような傾向を見せる

 

しかし完全に繋がっているとは限らず、むしろ「隔離されている」と考えられる

 

何故そう言えるかは単純に非科学より科学が現実と呼ばれているからだ

 

例えば超能力者や霊能力者がいても信じる人はグループの二割以下が良い所だろう

 

また信じている人間も味方がいない状態で周囲とぶつかる事は少なくない

 

それは体験者や目撃者が世界中でそう満たない為、聴者に対する影響力が足りないからだ

 

世界が線で繋がれてもすぐに切れ、無理に結ぼうとしても現実というハサミで切られる

 

そうでなくても時間が経つに連なり忘れられ自然に解けてしまう

 

それでも僅かな体験者や目撃者、信じる聴者達は線を結ぶだろう

 

また、面白い話のネタと軽はずみで見て無意識に線を結ぶ者

 

中には夢やロマンと称す者、学問的にも証明できると言って結ぶ人達もいる

 

広い世界的に見て少なくとも視野を狭くして見れば異変に気づく

 

ためしに本当にあったとされる不思議現象をテレビだけではなく本でも見てみよう

 

不思議の数も体験者や目撃者もガセや噂では、いや普通に起こっていても異常と分かるだろう

 

流石にこれを見て信じられないと言い切れる人は少ないのではないか

 

知っている人が多いオードソックスな妖怪や幽霊現象もあれば

 

一般的に知られていない事も起きていると分かる

 

これは世界の線がきつく結ばれた時期の状態ではないか

 

その証拠に時間の経過と共に線が緩くなるように数が減っている

 

まるで人の思いが不思議を起こしている様に聞こえるが間違いとは言えない

 

幽霊も元は生きた人であり、宇宙人は痕跡をわざわざ人の見える範囲に残している

 

裏話でも有名な「ホラー映画を作るときに関係者が不思議体験者、目撃者になる」というのも

 

自分達が考案する会話や現象で線を結んでいた事から成る事ではないか

 

そして最近になって線が結び直されるように不思議が起こる

 

(主に科学現象として確認される物だが)

 

少なくとも線を結ぶ人間がなくて不思議が表に出る事はないだろう

 

まあ、宇宙人やお化け騒動が当たり前になるのは普通に考えてもまずい

 

だから姿を現し、隠れつつは終わらないだろう

 

また不思議となるとこの様にオカルト方面になってしまうが

 

考え方を変えれば別の方面にも世界の関連と線の結びがある

 

ためしに君達も身近にある様々な本の読書、テレビ鑑賞を増やしてみよう

 

手の届く範囲であれば詳細や裏の話を探して見てくれ

 

意外な糸口がすぐ身近にある筈だ、そう、「パソコン」にもないような

 

「破られたページ・読む事が可能だった部分」より

 

 

 

デーモン軍総本山 魔王の間

 

大画面で荒地の様子を見ているのは事件の発端となった三人・・・・

 

デーモン「ハンニャモンに続いてハグレモンが感づき始めたか」

 

マスターハンド「この世界の過去の事件についてかなり調べ上げたデジモンだな」

 

デーモン「深入りする者には、消えてもらおう」

 

荒野の映像は青いアークエンジェル級に変えられた。

 

魔王頑駄無「しかしあのガンダム、四聖獣が呼び出した戦士でもないとすると・・・・」

 

デーモン「・・・・・障害は早めに潰すべきか」

 

マスターハンド「待て、そう焦る事はない、新しい戦力を試してみよう」

 

魔王頑駄無「ふ、抜け目のない奴だな、離れていた部隊にもメールを出そう」

 

デーモン「ハンタモン」

 

そこにはさっきまで荒地にいたはずのハンタモンが立っていた。

 

ハンタモン「承知いたしました」

 

魔王頑駄無「我等の兵士も集めるぞ、マスターハンド」

 

マスターハンド「お前達もスタンバっておけ」

 

大勢の影が動いた。

 

「おまかせ下さい、魔王頑駄無様」

 

「久しぶりに暴れさせてもらおう」

 

新たな序章にいち早く気づいた者達はそれぞれの考えを抱く・・・・・・

 

ゲートの管理室

 

「デーモンの奴ら、こんな仕事を回しやがって・・・・」

 

周りがテレビの映像のように、人々の顔や様々な映像があった。

 

「・・・・て、待てよおいおいおい、なんだこりゃ」

 

人の声が次々と流れていく。

 

「こんな世界で「・・・・」が生きられるのか?」

 

「本でしか見れなかった「・・・・」に憧れていた」

 

「「・・・・」だから会いたいんだ!」

 

「チッ、今度の「・・」はやばそうだな」

 

「全てを捨てる訳にはいかない、「・・」はまだ散らないのだから」

 

「「・・・」・・・・どんなに残酷な未来が落ちようと、私は彼らを守りたい」

 

「僕の刀は君達を守る為の物だ、異界の「・・・・・・」」

 

「「・・・・」を飛び回って大ぼうけ〜〜〜ん♪」

 

「訓練だからと言って手加減は無用だぞ」

 

「現役「・・・・・・」なめんなよ、ハチャメチャモンスター共!!」

 

「違う、デーモンや四聖獣だけじゃない、他にも干渉した奴がいるのか?」

 

その時男は気づかなかった、画面を見て笑っている少年の姿に・・・・

 

「仕事がまた増えたか、少しは休ませてくれよな」

 

もし気づいていれば「彼」の顔を見ただけで大騒ぎになっていただろう。

 

自分の体験をそっとするか、語るかは自分しだい・・・・

違うかい?そこの君

 

そして過去と現在(いま)と未来は交差を始めた。

 

スペースコロニー

 

「は〜はっはっはっはっはっ!!」

 

宇宙の見える巨大な部屋で男の甲高い声がこだまする。

 

「まさかこんなコロニーが異世界の入り口になっているとは誰も思うまい!!」

 

「おまけに違法物密輸のルートにも利用するとはまさに画期的ですね」

 

「あんな辺境の惑星にこんな良い所があるとは儲け物だ」

 

「これもデーモンやあの「クーメラ」の協力者がいなければできない事でしたねぇ」

 

タッタッタッタッタッ

 

「三人共、例のデータが届いたぞ、あといくつかの異世界の連中が動きを見せたらしい」

 

「せっかくの優雅な時間を・・・・目障りですね」

 

「そろそろ動かないとデーモンに大目玉喰らうからな、ジ・Оはデータのコピーを持ってデジタルワールドに戻ってくれ」

 

ジ・О「そうですね、あのいい加減な部下達にも喝を入れておきましょう」

 

「ところでSDには今ガンダムがいなかったな、挨拶がわりに遊んやれ」

 

プロヴィデンス「待っていたぞ、こういうものを(やっと来たよ、こういうの(T_T))」

 

「俺はコンピューター制御の問題でここを離れられないんでね・・・・(なんで泣いてんの?(ーー;))」

 

しかもあまりにも怖かった。

 

ジ・О「そりゃあこんなコロニーにあんな大掛かりなことをすればねぇ(触れてはいけませんよ(-_-))」

 

「悪人は悪人らしくね、これがいいんでしょう♪」

 

プロヴィデンス「うんうん、お前もそう思うか(泣)」

 

「いやもう泣きやめよ、な(汗)」

 

分かる人には分かるでしょうがフルカラーでのプロヴィデンス(ゲイツ)は

 

ガンダム達を潰そうと運動会を罠に使いましたが初登場時は既に戦争が終結後、

 

ただの日常4コマになってかなり経っていたのでわずか運動会期間中三月でレギュラー落ちしました。

 

「気分を直して行ってみよう〜〜〜〜♪」

 

三人組「「「お〜〜〜〜!!」」」

 

陽気な男の声とは裏腹に、コロニーの奥では怪しい光と影が蠢いていた。

 

SDフルカラーの世界 コロニーの外れ

 

「ここは、どこだ?」

 

紫色のスタンダートボディをした幼顔のSDガンダムは辺りを見回していた。

 

この辺りで見えた・・・・自分に良く似た赤紫の光を・・・・

 

(俺達は・・・・・・・・・・だろ)

 

なんだ、この声は?

 

「なんで、こんなところにいたんだっけ?」

 

「おい、誰かいるのか!」

 

「どうした、皆がいたのか?」

 

誰かの声が聞こえる、でももう眠い・・・・

 

夜の街中

 

「それでさ、こう言ってやった訳よ」

 

「あはは、なんだそりゃ〜」

 

「ん?」

 

大勢の不良が集まっている路地で長い髪を束ねた高校生が見た先に

 

Tシャツの上にウインドブレーカー姿でゴーグルデザインのグラサンを付けた少年がビールの缶を手に持って歩いて来た。

 

高校生「どうした、遅かったな」

 

少年「ああ、ちょっと・・・・・」

 

不良B「おいおい、こんなところにいるのは学校の人気者じゃないか」

 

不良A「こんな所におでましとはあんたも悪い人だ」

 

少年は不良の言う事を気にした様子もなくゆっくり座った。

 

少年「優等生呼ばわりは苦手でな、少しはゆっくりしたい」

 

不良A「ははは。そうだ、お前も吸えよ」

 

不良は煙草を差し出したが少年はしぐさで嫌々と示した。

 

少年「酒は好きだけど煙草は嫌いなんだ」

 

不良A「なんだよ、ノリがわりぃなぁ」

 

少年「ここに来たのは運動のついでだし勉強も済ましてきた、学校にも来ない奴に言われたくないな」

 

女不良「あはは、そりゃ言えてる〜♪」

 

高校生「結構あそこも面白いぞ、お前らも顔出せよ」

 

不良A「(それを言いに来たのか)はは、気が向いたらな・・・・(苦笑)」

 

少年「お、ならうちの体操部に入らない?なんなら生徒会にもさ」

 

不良A「ま、考えてみるよ」

 

不良たちはしばらく軽い話をして帰っていった。

 

少年「良いイメージは聞かなかったがそう悪い奴じゃないな」

 

高校生「まあな、それよりなんで遅れたんだ」

 

少年「ああ、ネトゲの様子見ていたら大分時間がかかっちゃてな」

 

高校生「ああ、世界中のパソコンデータが突然消えたって言うヤツか」

 

少年「俺の家も駄目だ、せっかくネトゲを大分進めていたのに振り出しの上他のプレイヤーもいない(不機嫌)」

 

高校生「何もわかっていないんだろう?あの原因」

 

少年「嫌な事の前触れじゃなきゃいいけどな」

 

高校生「お前って、そう言う縁起はよく被るよな(笑)」

 

少年「信じる者は救われるとね、何か面白い話はないかなぁ」

 

「そういえばさぁ、最近・・・・・・」

 

二人が会話している中で、時間は過ぎていく。

 

少年「・・・・ん?」

 

高校生「どうした?」

 

少年「いや、なんでもない」

 

高校生「・・・・・・・・」

 

本来なら常人では気づく筈のない物音、少年は話に戻った。

 

暗闇の中での戦いは人目に付かず起こっていた。

 

密集ビルの屋上

 

カンッ!キィン!!

 

謎の兵士「どわっ!?」

 

覆面の人物「相手は良く選ぶことだな、貴様ら魔王頑駄無とやらの部下か?」

 

謎の兵士「な、何故その名前を・・・・」

 

隊長らしき男「忍者と聞いていたが大した腕だな、「お嬢さん」」

 

覆面の人物はピクッとした。

 

女性の声「・・・・私の事も調べられているとはな」

 

隊長らしき男「答えろ、君に異世界の行き方を教えたのは誰だ?」

 

女性の声「断る」

 

隊長らしき男「悪いが俺には勝てない」

 

キィィィィィィィン!!

 

その音の響きは人の耳に届く事もなく深夜の中に消えていった。

 

高校生「・・・・星、綺麗だな」

 

少年「ああ」

 

こんなに綺麗な星空を見るのはまれだった、少年達はついつい見とれてしまう。

 

ドクン!!

 

少年(なんだ、今のは・・・・)

 

高校生「ん、どうした?」

 

少年は「なんでもない」と答えたが、高校生の顔に浮かんだ一筋の汗を見逃さなかった。

 

少年(感じていたのか、同じ違和感を)

 

高校生「ところで、今何時だ?」

 

少年「ん?」

 

少年が腕時計を見てみると・・・・

 

少年「うお!?もう帰らねーと、飯まだだった!!(驚)」

 

高校生「俺もまたオヤジに怒やされちまう(汗)」

 

高層ビルの屋上

 

「もうすぐカウントダウン、さあ行こうか」

 

そして、そのビルの真下で・・・・

 

そう、賽は未来(さき)という目を出すのを待っている

 


後書きタイム

 

作者「というわけで始まりました「時空を超えすぎた出会い 〜DA〜」です」

 

ヤヌス「オリジナルばかり登場していますね」

 

ハグレモン「まあ全員オリジナルやメイン作品という訳ではないだろうが」

 

ヤヌス「この小説で大変だったところは何ですか?」

 

作者「色々あるけどハグレモンの正式名決めるのと、最初のザコ&やられ役、少年の格好を決める時かな」

 

ハグレモン「二番目が酷いな(気落)」

 

コスモス「他にも変更場所は結構ある、大分悩んでいたからな」

 

作者「まだ迷う作品は少なからずあるけど、前みたいに質問することはないな」

 

コスモス「元に追いつくのは多少の時間がかかります、素人出なんで」

 

ヤヌス「しかし、コルトとゲイルが登場するとはどの位の幅なんですか」

 

コスモス「ふっふっふ、秘密♪」

 

作者「計画に心配はない、実は早速次にスペシャルゲストを用意しております」

 

ヤヌス「え?」

 

コスモス「他の小説で出たキャラも名前等で出します」

 

作者「シナリオのタイトルを言うぞ、3パート用意している」

 

ヤヌス「え〜〜ギャグの自身は?あと怖い話の雰囲気も大事ですよ」

 

作者「残念だが、どちらも実際にやって受けた事はない」

 

一同(不安だ)

 

作者「でも何の自身もなしに物語なんか書きませんよ」

 

コスモス「ハグレモンとハンタモンの顔は本編進行中に明かします」

 

作者「とりあえず次回のタイトルと今回だけ時差を教えよう」

 

真直編 第一話 「不思議と電獣を呼ぶ世界」

各世界にて謎の失踪(召喚)事件が始まる以前

 

冒険編 第一話/2 「ネット・オブ・ワールド」

事件から数週間後

 

探求編 第一話/3 「MSとSFの異次元コロニー」

事件から数ヶ月後(宇宙)

 

コスモス「もちろん最終的には全員デジタルワールドに来ます」

 

ヤヌス「自作キャラの体験で進めるのですか?」

 

作者「いや、正確にはその話の主役を登場キャラから選んでその視界で進めるんだ

 

今回もハグレモンとヤヌスで進めただろ

 

つまり所々場所やナレーションの表現が変わったりする

 

場合によれば登場作品から意外な奴が主役になるぞ」

 

ヤヌス「そこは小説らしいですね」

 

ハグレモン「しかし作品選びはいささか統一性が甘いのではないか?」

 

コスモス「元々そこが面白い小説なんだけど」

 

ヤヌス「しかし、一般兵が敵味方妙に多かったですね

 

悪の組織の戦闘員とか多すぎなのでは?」

 

作者&コスモス「向こうが少な過ぎる(というよりいない)んだよ!!」

 

ヤヌス「へ?」

 

コスモス「戦闘員はともかく作業員も研究員もろくにいないで素人ばかり!

 

召喚された中にいるせいぜい全体の十〜二十%程度の分野専門が!!

 

4隻の船を管理できる事自体おかしいんだよ!!!」

 

作者「本職のメタナイツが全員集合+αで使っていたハルバートなんて!!!!

 

今は素人ビーダマンがたったの4人で扱いきれてるんだぞ!!!!!」

 

ヤヌス&ハグレモン「それを言ったら駄目〜(いか〜ん)!!(極汗)」

 

ヤヌス「だってハルバートは改装してあるし、ホワイトベースは自我あるし

 

後の二隻はそれほど難しくないから多少の知識があれば動かせますよ、ね」

 

ハグレモン「漫画だって、そういうのばかりだから気にするな!」

 

ヤヌス(ハグレモンさ〜ん!!(#Д゜))

 

作者「ちなみにデーモンの仲間やハグレモン達は

 

実はデジモンの詳しい種類が分からなくて(まったくではありません)」

 

ヤヌス「内容が本編と大分離れているのは・・・・」

 

作者「まあしばらくはね、だか物語が進めば大丈夫だ」

 

ヤヌス「作者も何も考えていない訳じゃないんですね」

 

作者「馬鹿め、作品やネタの採用と没はこうしている間も考えているのだ

 

管理人さんに幾つか登場予定の作品を使われても策などいくらでもある」

 

コスモス「でも作品は避けているのとまだ迷っている物もあるんだよね」

 

ヤヌス「へっ?」

 

ハグレモン「管理人さんの意見も聞いて物語も激変したではないか」

 

コスモス「まとまった作品もあるからな、でも全て解決した訳じゃあない

 

まだ迷う作品は少なからずある」

 

作者「その所為だろうか分からんが書き始めの時期にアニメやゲームの夢にうなされて(実話)」

 

ハグレモン「憑かれているな、少し休め」

 

ヤヌス「字が違う!ハグレモンさん「疲れている」の字が違う!!(極汗)」

 

作者「ここで一つのお話をしよう、何故わざわざ話の所々に不思議の重要性を入れたのか?

 

実は信じる派&体験者なんです、あまり真に受ける人はいないけど思い入れて小説を書きます」

 

コスモス「では今回の主役からどうぞ!!」

 

ハグレモン「さあ、これからどんな戦いが待っているのだろうか?」

 

ヤヌス「それでは皆さん」

 

ヤヌス&ハグレモン「今後ともよろしくお願いします!!」