宇宙、それは多くの人間が持つ夢の一つ。夢が夢でなくなった時、僕達はまた何を求めるのだろう。

 

終点の先にはまた出発がある、ならどうしてそうなるまで走り続けるのだろう。

 

我々は目標があるからこそ進んでゆける。

記録を作ればまた誰かが記録を破ろうとする。

それがきっと世界を創る原動力となる。

先を求める者と先を生み出す者、心は決して枯れる事はない。

 

「変色したページ 残された部分」より

 

誰かの言葉

 

人類は500万年後には滅びると言われているが、地球が静止する一億年後。

それまで世界がどうなるのかを予想ではなく、眼で知りたい、知らせたい者は現れる。

だから、信じてこの物語を伝えます。

 

デジタルワールド ? 「じゅぴとりあん」旗艦 ジュピトリス

 

ゲルググ「ふう、ジ・O様も人使いが荒いな」

 

ハイザック「しかしでかいなこの艦、一体いつの間にこんなの用意したんだ?」

 

リックドム「まあ、これのお陰でやたらとこの世界中を走らないで良かったよ」

 

ハイザック「「れんぽー」や「えぅーご」の連中、バラバラに跳ばされたらしいからな。いちいち追い掛ける必要もなくていい」

 

ゲルググ「おいおい、そうじゃなかったら勝てないぞ俺達」

 

リックドム「全くボコボコにやられないで済んだぜ、こっちに来てない奴らもいるしな」

 

ザク「まあ全員いなくても勝ってないけどな、俺等雑魚だもん」

 

MS「「「「はっはっはっはっはっはっは」」」」

 

直後、一体のザクに向かって無数の拳と蹴りが跳んだ。

 

リックドム「そういえば「おーぶ」のガンダムがこっち側に来ているらしいぜ。お前ら会ったか?」

 

それを聞いたMS達は怪訝な顔をする。

 

ハイザック「それって仲間割れって事か?」

 

リックドム「いや、何か新顔らしいから向こうも知らないと思うぞ」

 

ゲルググ「何て言うんだ、そのガンダム」

 

リックドム「確か、ダー……」

 


探求編 第一話/3

「MSとSFの異次元コロニー」


 

SDフルカラー世界 コロニー じおん軍 戦艦「ムサイ」

 

デスティニー「すまないな、ここを使わせてもらって」

 

ゲルググ副官「いや、こっちもシャアさんがいなくなって色々困ってるからな」

 

Vガンダム「この子何処から来たのかな〜?」

 

サイサリス「さあな、調べて見たが手掛かりはない」

 

そう言って重武装のガンダム「サイサリス」はベッドの方に歩く。

 

ゼフィランサス「あっはっは、ちっさい子には優しいなあ弟は♪」

 

サイサリスはガタンッ!!と盛大な音を立てて赤面しつつ超速で後ろの兄に掴み掛かる。

 

サイサリス「なななな、何を言ってるんだお前は!(動揺)

 

ゼフィランサス「いやあ、サイサリスもそろそろ弟離れしたほうがいいなんて思ってませんよ?()

 

サイサリス「うるさいお前に言われたくないていうか普通にその名前を使うな!(超早口)

 

無言で後ろにいた大きなバックパックを付けた体格のあるMSの頭に?マークが出る。

 

ダブルオー「だがお前、書かれている名前が・・・・」

 

サイサリス「お、お前は事情を知らないからそもそもなぜ余り使われてないコレの方なんだ!」

 

作者の趣味です。二つ以上呼び名がある人は左から優先に字→名→名称で呼びたいのでこの彼ら兄弟も名称のGPより花の本名で呼びます。

 

サイサリス「作者にとってこれが本名扱いなのか!?」

 

とか騒いでいる内にベッドで横たわっていた影が煩そうに身を捩じらせて呻く。

 

パワードジム「あ、起きた」

 

ゼフィランサス「も〜、あんなに大声出すから♪」

 

サイサリス「・・・・・・・・・()

 

ムサイの和室

 

リッキー「じゃあ何も覚えていないのですか?」

 

それは紫色のボディをした幼い顔のガンダム、その顔は不安でいっぱいだった。

 

少年「・・・・イ・・・・・ガ・・・・」

 

ガイア()「イ?」

 

デスティ二ー「名前かな?それだけじゃ分からないな」

 

サイサリス「記憶が戻るまではゆっくり休んでおけ、しかし・・・・」

 

デスティニー「やっぱり呼び名が必要だな、「イ」か・・・・」

 

MS達は考え込み、しばらくして何かを思いついた。

 

ゼフィランサス「ガイ・・・・・とかどうだ」

 

星ハロが「ガイ、ガイ」と嬉しそうに跳んでいる。

 

ダブルオー「悪くない」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

謎のコロニー

 

司令室というには古い外観で玉座の間には似合わない近代的なシステムが成された部屋。

そこにいたプロヴィデンスは画面に映る膨大なデータを見ていた。

 

プロヴィデンス「ふふふ、この私が今この立場にいる、やはり戦いこそMSにあるべき姿だ」

 

女の声「違うよプロヴィデンス、勝つことなのさ。勝ちに執着し続けてこそ意味がある」

 

ドスの聞いた男の声「向こうに行ったジ・Oに負けていられんぞ、ゲートを失っては元も子もないからな」

 

プロヴィデンス「分かっている、不安定な次元は我らの敵も呼ぶ事になるという事だろう。私もやたらと異世界にちょっかいをかけるつもりはないからな」

 

女の声「もう一人見所がある奴がいる、そいつも引き入れようか」

 

何処かの世界 何処かの部屋

 

外から朝日が照るその部屋で、肩までかかる紅い髪の女性が大きなベッドに腰掛け、それを「十歳程」の蒼い短髪と瞳の少女が椅子に座って見ていた。絵に描いた様に整った顔立ちの二人は、

 

女性「転移ゲート?」

 

エクレールと、

 

リュミエール「ええ、交易用に使われている物の中で誰かが無許可で扱っている艦があるらしいの、小さなシャトル程ですが」

 

リュミエール。

 

エクレール「そこに違法サイボーグねぇ、随分手が込んでいるわね。・・・でも小さくてもゲートって結構、権限がある組織じゃないと出来ないでしょ?」

 

リュミエール「そう、そこから怪しい所はありましたが証拠なしに捜査はできないわ」

 

エクレール「・・・それで私達に回ったのね、エクリプス長官ってば」

 

リュミエール「まずは容疑者から情報を集めるようにと」

 

エクレールは立ち上がるとにっこり笑顔で、

 

エクレール「それじゃ、うっぷん晴らしといきますか♪」

 

リュミエールは溜息をついて、

 

リュミエール「女の子はエレガントに()

 

言い飽きたように呟いた。

 

Galactic Criminal Police Organization(銀河刑事警察機構)の二人は仕事を続ける。「何十年」?それ以上に二人で行動し、時には宇宙の危機をも救って。

でもそんな彼女達にも知らない事はある。今回の事でそれを思い知らされるとは知らず、変わらずその与えられた力で。

 

何処かの世界 政治家クリフの部屋

 

スーツ姿の金髪の大男、戦闘種族のクラウストロ人「クリフ・フィッター」は頬を手に当てて目元を震わせていた。

 

クリフ「調査隊からの連絡が途絶えただと。一体何があった」

 

委員「そ、それが「コロニー」らしき建造物を発見したというのを最後に連絡がなく、こちらから呼びかけても反応しません」

 

長い金髪を結んだ、スーツ姿でもそのプロポーションの良さが判る女性が怪訝な顔をする、彼女もクラウストロ人だ。

 

ミラージュ「コロニーって、そんな物があそこにあるなんて記録はありませんが」

 

コロニーなんて物が造られるには相応の権限がなければならない、ましてやそんな建造物、大小を問わず秘密裏に用意出来るはずもないだろう。

 

クリフ「・・・直接この目で見てみるか?」

 

とか言っていると分厚いスケジュール表でミラージュに殴られた。

クリフはいたって冷静に、

 

クリフ「やれやれ、こんなに仕事が溜まって留守にするなんて馬鹿な事するか」

 

「しかねないから叩くんです」というミラージュの眼にクリフはやれやれという顔をする。

 

声「無理だと言っても来てもらおう、クリフ議員」

 

委員「!?」

 

突然聞こえた声に報告に来た者は慌てるが、クリフは難なく「後ろに現れた影」にペンを投げつけた。

弾こうとしたそれが余りにも勢いよく飛んで手の平に刺さる。

しかし声はいたって冷静に、

 

影「気づいていてわざと見逃していたとは趣味が悪い男だ」

 

クリフ「俺一人になった時に相手してやろうと思ったのによ、全く」

 

SDフルカラーの世界 ムサイの個室

 

デスティニー「ストライクノワールとスターゲイザーだ、こいつが話していたガイだ」

 

黒いボディと何か動きがカタイ二人を見て挨拶する。

 

ガイ「よろしくお願いします」

 

スターゲイザー「思イ出シタコトガアッタラ遠慮ナク言ッテクダサイ コンピュータデ調ベラレルカモシレマセン」

 

デスティニー「こいつはロボットだ、そういうことなら任せていいだろう」

 

ガイ「ロボット()・・・・有難う ()

 

ノワール「俺の事はノワールと呼べばいい」

 

そう言って彼は握手を求める、「よろしく」とこちらも手を出して・・・・、

 

ガッシィィ!!、へ?

 

ノワール「記憶を失った理由は何だ?何か恐怖体験でもして失くしたか?何者かによる呪いの力か?あるいは今何か背負っている?是非調べたい!丁度、催眠術の研究をしているお前で試してみよう何か分かれば是非教えてくれ上手くいけば俺とお前で霊は実在すると証明していやそれよりも(延々続き)

 

デスティニー「スターゲイザー、話してからのあいつは」

 

彼の頭の上に[やるせなさゲージ]MAXと[怒りゲージ]上昇中の表示が、ガイの目に見えた・・・。

 

スターゲイザー「ハイ、記憶ノ話ヲ聞イテカラ部屋ニ閉ジコモッテ、出タトキ凄イ嬉ソウデシタ」

 

そうか、とデスティニーは一呼吸した。

 

バチコォォォォォォォォン!!と、ある人直伝「「怒りやるせなさが詰まったパンチ」が決まり、見事な音を鳴らす。

 

デスティニー「さ、次行こうか」

 

ガイ「あの、不気味な笑いで血走っている上に明らかにヤバイの背負ってそうなあの人は?()

 

デスティニー「心配しなくてもあいつは霊感も何もない、あともう放っておいいから」

 

むしろ「放っておいてくれ」という顔にガイは黙っておくことにした。

 

ムサイ 甲板上

 

緑色の丸っこい人?にガイは声をかけられる。

 

ララァ「あなたがガイね、私はララァ。よろしく」

 

ガイ「すいません、こちらの艦に乗せてもらって」

 

ララァ「困った事はお互い様よ、それに一人分でも賑やかになって助かるから」

 

ガイ「?」

 

ララァ「何でも一人で考えないで、ここの人達を頼りなさいね」

 

不思議な雰囲気にどう反応していいか分からない。

 

ガイ「はい、あ…有難うございます」

 

遊び場の公園

 

ステイメン「待ってよ、V兄ちゃん」

 

Vガンダム「そーれ、ここまで来い」

 

リボンの女の子「二人とも、転んじゃうよ〜」

 

ガイ「楽しそうにハシャいでるねぇ」

 

デスティニー「ああ、あいつらがいるのがここに来て良い事だったな」

 

ガイはその言葉に?を頭の上に出す。

 

デスティニー「いや、ここでは前まで戦争をしていて、俺も兵士として来たつもりなんだが、誰もこれも能天気な連中ばっかでもうどうでもいいって感じで拍子抜けだったな」

 

ガイ「戦争・・・・・て、へ?」

 

デスティニー「いつの間にか一緒にご飯したりお土産渡しあったり、旅行とか言ったりな。折角の武器や身体の機能が・・・・」

 

デスティニーは力なく笑い、みんなの中心にいた「あの二人」を思い出す。

 

ガイ「・・・の割には不満がなさそうですよね()

 

「ハハ、分かるか」と呟く彼に、僕はあることを聞いた。どうしても気になっていたんだ。

 

ガイ「何かあったんですか、皆何かを心配しているような、不安そうな気がする」

 

それを聞いたデスティニーは・・・・・。

 

数分後

 

デスティニー「そういや、お前は遊ばなくていいのか」

 

ガイ「え?

 

デスティニー「考えて記憶が戻る訳でもないだろう、ほらVガンダム達の所に行ってこいよ」

 

ガイ「いや、でも少し恥ずかしいつうか・・・・」

 

デスティニー「子供が遊んで恥ずかしい事なんてないさ」

 

ガイ「やだなぁ、僕とデスティニーあんまり変わらないでしょ?」

 

その時、デスティニーの動きが固まった。どうしても今の発言が聞き捨てならなかったからだ。

 

デスティニー「え・・・・今なんて?」

 

ガイ「何って、僕達の年齢()同じくらいだって」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

デスティニーの反応が分からない人はムサイにいた時の文章を思い出してみよう♪「紫色のボディをした、『幼い顔』のガンダム」。

 

デスティニー「・・・・・し」

 

口に出そうになったのをこらえ、心の中で叫ぶ。

 

史上初、童顔MS!?

 

ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん、という効果音がデスティニー「達」を襲っていた。

 

戦艦ムサイ

 

ゲルググ副官「ま・・・・マジで!?」

 

サイサリス「・・・・・・・()

 

ノワール「あ、ありえない・・・・ロボットのスターケイザーでも分からなかったのに、奴は間違いなく超常現象だ」

 

ゼフィランサス「うーん、年頃の友達が増えたと思ったけどなぁ」

 

デュナメス「あんたら、いつの間に盗聴機をつけたんだよ?()

 

戻って公園の遊び場

 

ガイ「なんか僕の中で凄い怒りがこみ上げていますが、まあいいでしょう(引笑)

 

デスティニー「・・・・・・・(恐怖)

 

そしてムサイ

 

ガイ「なんか皆、僕を見る目が違うけど気のせいですか?気のせいですよね(微笑)

 

周りを凄まじい沈黙が襲っていた。一言でも迂闊に喋ればどうなるか分からない。

「何とかしろよ」という視線がデスティニーを襲い、ただ一人ゼフィランサスだけが平気そうな顔をしている。それにサイサリスは嫌な予感がしていた。

 

因みにデスティニーは盗聴機の事を知らないため、この状況を理解しきれていない。

 

Gザクウォーリア(前のこの子がどんな感じか分かったわね)

 

セラヴィー(嫌なんだな、心の底から)

 

ノワール(記憶を失っても尚、こいつに言っては恐ろしい死の言葉だ)

 

デスティニー(体が覚えてるんだ、それぐらい子供扱いされたのが残っているんだ)

 

ゼフィランサス「顔の事なんて気にする事ないって、むしろかわいいじゃん」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(声にならぬ叫び)!!

 

ゼフィランサス「顔で馬鹿にする奴なんてここにはいないし。

ほら、そういう時はサイサリスみたいに目に力を入れて相手を睨め」

 

ガイ「・・・・・・・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

ガイ「ありがとうございます!!」

 

トラブルメーカーの一人である男の意外な活躍にてその場は収まった。

 

デスティニー「仲良くなれそうだな」

 

ゼフィランサス「君のほうがあいつにはいいと思うけどな」

 

デスティニー「へ?」

 

ゼフィランサス「君達二人は良く似ているし」

 

そう、この男はこんな状況の中で普段どおりでいられる。

ゼフィランサスは今まで周りが考えられない程に頼りになっていた。

ステイメンを迎えにいく後姿を見送って・・・・・・・。

 

デスティニー「やっぱり兄貴なんだな・・・・しかし似てる?」

 

宇宙空間 地球連邦軍宇宙探査艦

 

隊員B「うあああ、ろ、ロニキス大佐!?」

 

青髪の青年「落ち着け、各部に目立った異常はない。なんとかこの宙域を離脱するぞ」

 

金髪の女性「でも、どうして宇宙空間に重力場が・・・・・!?」

 

隊員A「か、考えるのは後ですよ!」

 

その時、ロニキスと呼ばれた男が異変に気づく。それは・・・ピシリという小さな音。

 

ロニキス(空間に、ヒビだと・・・・・・!?)

 

???

 

予定外のお客さんが迷い込んだか?まあいい。丁度暇だったからな。新入りも来たことだし試して見ようか?

プロヴィデンス、君に任せて欲しい?僕は構わないよ?

 

デーモンは出し渋っているけど僕の王”は物好きだからさぁ。

そういえば君は“王”とデーモンが分かれたらどちらに付く?あ、もしもだよ?あの人に言ったら僕が怒られるから内緒、ね。

 

この世界を手に入るなら確実な方を選ぶ?分かりやすいね。

僕?そうだね、裏切り者にはなりたくないな、それにまだ判らないけど尊敬できない人の下には付きたくないし・・・・・え、僕の王”はどうかって?

「悪党」だからといって「悪い奴」とは限らないんだよ?だって実際にも「悪党」と聞いても嫌悪する人より憧れる人の方が多いんだよ。歴史の偉人とかね。

 

プロヴィデンスも自信を持ってください、「俺」はあんたのことカッコイイと感じているから・・・・・・待って、泣きながらくっ付かないで下さい。ここがそういう世界なのは分かりますからもう、あなただって嫌いな訳じゃないでしょうにいやだから落ち着いてくだ・・・・・・(^_^;)

 

ムサイの医務室

 

ゼフィランサス「お客さんが増えたなぁ」

 

イリア「・・・・・・・・・う、う〜ん」

 

ガイ「宇宙船がコロニーにぶつかるなんてねぇ」

 

ロニキス「・・・む」

 

Gザクウォーリア「これぐらいの傷で済んでよかったですよ」

 

ロニキス「確か、にな」

 

ゲルググ副官「おお、目が覚めたか」

 

イリア「・・・・・・・・・」

 

イリアはゴシゴシと目を擦り、しばらくキョトンとしていたが・・・・・・・・・

 

ザザザザザザザザザザザ!!←引く音

 

イリア「ち・・・ちょっ、君誰!?って言うか何!?」

 

ガイ「いきなり人に向かって何って、あんた()

 

そして他の隊員達も眼を覚ました。

 

ゼフィランサス「コロニーの壁にぶつかっていた宇宙船からあんた達を引っ張って来たんだ。外に投げ出されなかったのは運がよかった」

 

ロニキス「全くだ、少し話をしようか」

 

彼らの中に一人落ち着いた男がいたので問題なく進んだ。少なくとも戦艦の窓から覗く影がなければ・・・

 

声「人間がこんなにいるなんて珍しいなぁ」

 

声「遊んじゃう、あの新顔と一緒に可愛がってやる?」

 

声「悪くないと思うよぉ、実際」

 

首に「黒い輪」を取り付けた三人組は部屋に再び視線を向けた。

 

エクシア「俺達(MS)を初めて見るだと?」

 

ロニキス「ああ、喋る機械は知っているが・・・・君達のような者は初めてだな」

 

ノワール「しかし地球人なのだろう、ここには地球出身の者もいるのだぞ?」

 

ガイ「それにれんぽー”てゼフィランサスさん達がいる所ですよね」

 

イリア「地球にあなた達みたいなのがいたなんて話、すぐに入ってきそうなのにね」

 

ロニキス「・・・・どうやら、事態は思っていた以上に深刻だな」

 

それから数日の時が経ち、僕達は観光コロニー「やまびこ」に案内してもらい・・・・・・、

 

ガイ「やまびこ饅頭美味いですねぇ、ロニキスさん()

 

ロニキス「ああ、気持ちのいい風だなガイ君()

 

陽に当たってごろごろゆったりしていた()因みにロニキスさん達は宇宙服を預かってサイズに合う服に着替えていた。

 

イリア「あの人ってばもう・・・・()

 

隊員A「まあここにいる人()達と仲良くなれたなら良い事でしょう」

 

隊員B「しかし、何故に住民の殆どがロボット()のコロニーにこんな設備が?」

 

隊員A「それは言っちゃヤバいのでは・・・・()

 

リボンの女の子「楽しんでもらえてよかったです、イリアさん」

 

隊員B「リィナちゃん、セイラさんも」

 

イリア「ごめんなさいね、あなた達も大変なのに

 

セイラ「・・・兄さん達の事なら心配要りません。強い人ですから」

 

リィナ「今頃何処かで、馬鹿やっていますよ()

 

そんな話を遠くから聞いていた。不安の中で待っていられるあの人達も強い。

 

ガイ「・・・・・・」

 

ロニキス「どうした、ガイ君?」

 

ガイ「前にも誰かと、こんなことをしていた気がする」

 

ロニキス「自分の事が分からないのが、不安かい?」

 

この人が言うとおり、なのかな?自分でも分からずに少し目を閉じて考えてしまう。

 

ロニキス「それでも感じることが出来るなら希望はある、その誰かとな」

 

ガイ「ロニキスさん」

 

ロニキス「俺にもいる。進む先が闇の中で隣に居てほしい、そんな人間が」

 

コロニー宙域 スクラップの墓場

 

ゴミ溜めのような場所に“宝石のように”魅了する光があった・・・・。

その光が動き、サイドに武器と羽を取り付けた光を放つ思わせる「それ」は飛んでゆく。

 

僕達は知らない。望んでいた再開が、夢にも思っていない出逢いがある事を・・・それが、この山からの帰りに近づいていた。

 

デスティニー「次機会があったら海水浴コロニー「しおさい」に行こう」

 

ガイ「あ、そか・・・夏は終わりそうだから・・・」

 

あの人達が言っていた出来事から、もう季節が変わり始めているんだな。

 

隊員B「海水浴・・・イリアさんの水着姿!?()

 

隊員A「いつまでここに滞在する気ですか、あなた()

 

ロニキス「そうだな、休暇がとれたら観光惑星のリゾートに行くか?もちろん女性隊員を誘って」

 

隊員A「是非お願いします!()

 

隊員B「おい、状況わかってるのか?()

 

イリア「全く、ロニキス隊長・・・・・・!?」

 

その時ガイの頭に警告が響いていた。それは・・・・・・

 

ガイ「デスティニーさん、危ない!!」

 

ドドドドドドドドドドオ!!

 

ゼフィランサス「うお!?」

 

デスティニー「ミサイル!?、ガイ!!」

 

声「あ〜、ざぁんねぇん」

 

イリア「艦長、大丈夫ですか?」

 

ロニキス「スマンな。それで、大した歓迎ぶりだな?」

 

デスティニー「カラミティ、フォビドゥン、レイダー、お前らなんのつもりだ!?」

 

フォビドゥン「折角、歓迎の花火を上げたってのにつれないなぁおい」

 

ガイ「デスティニーさん、この人達は?」

 

デスティニー「不良だな、一言で言えば」

 

ゼフィランサス「それにしたってらしくないなぁ、声もかけずにいきなりミサイルなんて柄だったけ」

 

Gザクウォーリア「え、こんな感じじゃ」

 

ノワール「・・・おい、あいつ等の首に付けられている輪っかは何だ」

 

ロニキス「こりゃあ・・・」

 

レイダー「抹殺!!」

 

???

 

布被りのMS「これは・・・・・・」

 

プロヴィデンス「あの「堕悪輪愚」はMS用の特別製だ、ただ操るだけではなく、平和ボケした中で眠っていた人格を呼び起こす。今の連中は」

 

コロニー「やまびこ」 広場

 

正に「悪の三兵器」!!

 

デスティニー「ぐおお!」

 

エクスカリバーでフォビドゥンの鎌「ニーグ・ヘズ」を受け止めるが、その力はとても戦いから長く離れたソレではなかった。

 

レイダー「そぉら!!」

 

サイサリスに向けてレイダーは鉄球「ミョル二ル」を高らかに振り上げる。カラミティの追撃をかわし続けるがこれでは近づけない。

 

カラミティ「お前みたいなのがやりやすいからな」

 

ステイメン「お兄ちゃん!」

 

フォビドゥン「はいお前達は纏めてこっち」

 

機関砲「アルムファイヤー」で容赦なく攻撃するフォビドゥン。彼らに反撃する術はなかった。彼らには。

 

その時、甲高い音と一緒にミョルニルが勢いよく弾かれた。

 

レイダー「なぁ、誰だ!?」

 

そこでレイダーに奔りかかったのは・・・、

 

Gザクウォーリア「イリアさん!?」

 

イリア「はあッ!」

 

レイダー「・・・へ?(バキィィィ)アアアアアアアアアアアァァァァァ・・・・・・(絶叫)

 

後ちょっとで「キラッ☆」という効果音が聞こえそうになりました。

 

その場全員(・・・・・・・(_))

 

カラミティ「・・・・・・・・・・・・は、何しやがるこのクソアマァ!?」

 

ロニキス「ファイアボルト!!」

 

その言葉と共に、ロニキスの腕からぶわっと火が飛び出た。

 

カラミティ「ごはぁ、熱ちぃ!?」

 

Gザクウォーリア「す、凄い!」

 

フォビドゥン「待ちな」

 

ガイ「!?」

 

いつの間か、デスティニーさんが倒れていた。俺は見ているのに夢中で・・・・後ろを突かれていたんだ。

 

フォビドゥン「終わりだよ、お前ら」

 

その時、戻ってきたレイダーが何かに気づいた。

 

レイダー(何か来る?)

 

この密着状態ではガイも巻き込まれてしまう。しかしガイが動くことも出来ない。しかしガイが考えたことはそんなことではない。それはここに来たばかりの話。

 

デスティニー「いや、ここでは前まで戦争をしていて、俺も兵士として来たつもりなんだが、誰もこれも能天気な連中ばっかでもうどうでもいいって感じで拍子抜けだったな」

 

ガイ(そしてその後に言っていたのは・・・・)

 

デスティニー「いつの間にか一緒にご飯したりお土産渡しあったり、旅行とか言ったりな。折角の武器や体の機能が・・・・」

 

フォビドゥン「グアッ!?」

 

額に隠されていた「近距離防御用機関銃」を使って振りほどいた。

 

カラミティ「は、やりやがったな」

 

戦う意志を証明して見せた。

 

レイダー「・・・・何だぁ!?」

 

カラミティ三人を分断させるように、ミサイルが飛んできた。

 

声「目標確認、『「バーストミサイル」、「ライトガトリング」、「アーマーブースター」」投下開始」

 

ガイ「各ブロック準備完了、ハードチェンジ、ティタン!!

 

彼の身体を一瞬、鮮やかな淡い赤色を放ったそれに彼らは驚く。

先程まで特徴的な部分が見受けられなかった子供のようなガンダムが、見間違えるような姿となっていた。

 

身軽そうな鎧、足に上付けした装甲。右手に装着された小型のガトリングに両足にミサイルボット。そして目の横から後ろに向かう角が特徴的だった。

 

ガイ(T)「行きますよ、三バガンダム!!

 

カラミティ「何その無理矢理な組み合わせ、しかも何で受けてんの!?」

 

周りでクックックと肩を震わせているゼフィランサスらに突っ込みを入れる。

 

ガイ(T)「じゃ『ド』バカラミティ組でお願い」

 

レイダー「なんでカラミティがチーム名なんだよ!」

 

フォビドゥン「違げぇだろ怒る部分!(激怒)」

 

二人は言い合いながらガイ(T)に向けて集中的にミサイルを撃ち込む。

 

ガイ(T)「ここが山で助かった、地上戦でティタンは負けない!」

 

ガイはガトリングで見事にミサイルを撃ち落とす。軽量ならではの芸当であった。

三人は爆煙で視界を奪われるが警戒を怠らない。真正面で第二派を待つがそれが間違いだった。

 

ヒュッという音と共に・・・、

 

ゼフィランサス「こっちを・・・・・」

 

デスティニー「忘れるなよ!」

 

バキィィ!ぐあああああああああ!!

 

二人の攻撃は首の輪を破壊し、そのまま暴走者を取り押さえる。

 

カラミティ「ちいいいいいい!!」

 

カラミティの目が突然赤くなり「シュラーク」、「ケーファー・ツヴァイ」、「スキュラ」と内蔵しているビーム兵器の出力を一気に上げ始める。

 

Gザクウォーリア「そんなことしたら、コロニーに穴が・・・」

 

ガイ(T)「先に決める!」

 

カラミティに向かってミサイルが飛んでいくが、何故か逸れてしまう。

 

カラミティ「おいおい、どこ狙って・・・」パンッというかんしゃく玉のような音でミサイルが弾けた。

 

ロニキス「もっと周りを見ておきたまえ」

 

・・・さっき奴を助けるように飛んできたミサイルは誰が撃った?あの武装は何処から来たんだ?

 

声「グングニル!」

 

カラミティの身体の隙間を縫うようにレーザー砲が飛んできた。

 

カラミティ「戦闘機だぁ!?」

 

ガイ(T)「武装解除!」

 

ガイのアーマーが吹っ飛び、そのまま手に持ったマシンガンを向ける。

 

カラミティ「テメぇら・・・!」

 

『コンビネーション・「ファイトハッカー」!!

 

バルカン砲とマシンガンがカラミティを追い詰める。そして弾丸の中をそのまま銃を投げ捨てたガイがビームの短刀を持って突っ込む。

 

戦闘機「首輪を破壊しろ!」

 

グングニルがその輪を貫く。溶けた部分に連結を外すように刀を入れて、

 

ガイ「バトル・エンド!」

 

甲高い音がその言葉を現実とした。

 

数分後

 

縛りまくられた三人を囲む者達。その顔には驚愕に支配されていた。

 

全員「「「「「時間を行き来するコロニー!?」」」」」

 

フォビドゥン「時間だけじゃあない、なんでも「イセカイ」とかいう場所にもいけるらしい」

 

レイダー「分かりやすくいえば漫画キャラの俺達が違う漫画に行けるってよ」

 

漫画という単語にイリア達は「?」となる。MSはガイを含め、顔を見合わせた。

 

デスティニー「んな馬鹿なことが・・・」

 

ゼフィランサス「ロニキス達が何処から来たのか、はっきりしたな」

 

ロニキス「ああ、だとしたらそのコロニーと関係があるかもしれない」

 

イリア「突拍子もない話ね、でもタイムゲートだけなら私達も使ったことがあるから・・・」

 

冷静なゼフィランサスと経験者のロニキスを除いて話しについていけないガイ達、しかし・・・。

 

カラミティ「・・・こっちで行方不明になった連中、皆向こうにいるぜ」

 

Vガンダム「そうだよねぇ、ガンダムさん達も・・・・・・え?」

 

ダブルオー「・・・・・・・・・・」

 

サイサリス「な・・・・・・ん」

 

はあ〜〜〜〜〜〜〜〜!?!

 

レイダー「お、おい何喋って・・・」

 

カラミティ「別にいいだろ」

 

ステイメン「ど、どういうこと!?」

 

Gザクウォーリア「向こうって何処!?」

 

セラヴィー「貴様、知っている事を全部話せ!!」

 

フォビドゥン「そんな義理ねぇな!」

 

カラミティ「今のお前達じゃ何も出来ないだろ」

 

ガイ「負けたっていうのに図々しいな、あんた達」

 

フォビドゥン「ああ?テメェが勝てたのは戦闘機のおかげだろ、捕まったクセにでかい口叩くなガキ!」

 

戦闘機「あ・・・・・・」

 

ガイ「・・・・・・・・()

 

ステイメン「は、はれどうしたの?なんで皆前隠してるの?ねぇ!」

 

都合上文章にできません。 死ばらくお待ちください。

 

謎のコロニー

 

全員「((((((((((((((((((;д))))))))))))))))))))ガクガクブルブル」

 

プロヴィデンス「まままままあ、あああの輪愚のデータは取れてよ、よかったなな」

 

女性のハンマ・ハンマ「そそそそうね、こここれなら上も喜びそううう」

 

布被りのMS「ああああははははははは、ででも何、なに、なん者のなんだろろうねね、あいつは」

 

全員「「「「言うなぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」」」」

 

キンキンになった耳(?)を塞ぎながら布被りのMSは話を続ける。

 

布被りのMS「あ、新しいガンダムの事は報告しないといけない、もう現実を見なよ。それにプロヴィデンスさんが「勝手に」使った堕悪輪愚もな」

 

プロヴィデンス「う・・・他の輪愚に異常が出ればバーサーカー状態になるようにセットしていたが、こちらからの制御も不能では改良が必要だな」

 

やっと彼らは落ち着いた。

 

布被りのMS「さて、と」

 

謎のコロニー 捕虜の部屋前

 

ただならぬ雰囲気の男がいた。黒服を包んで顔にサングラス、それだけならまだいい。腰に付けた日本刀から何の飾り付けがないにも関わらず異様な気配を出している。

 

サングラスの黒服男「思ったより梃子摺ってしまったな」

 

布被りのMS「ん、生かして連れてきただけでも上出来。ありがとうね」

 

その人とはそこで別れ、俺は会いに行った。ここで先に捕まえていた重要人物に・・・。

 

布被りのMS「ここの責任者代理だ、光の勇者『クロード・Gケニー』こんな呼び方は好きじゃないだろうけど、ごめんね」

 

金髪の額にバンダナを巻いた緑色のジャッケットの青年、月の髪飾りが付いた青髪で先の尖った耳をした女性が、眼前の相手を電磁バリア越しに覗きこむ。

 

布被りのMS「あんた達の仲間が来るまで、ゆっくりしてもらうよ」

 

アーガマ 甲板上

 

戦闘機「結局、お前はどうするんだ?」

 

ガイ「結局、『Gコーラル』も忘れちゃってるだろう?俺達が誰なのか?」

 

Gコーラル「自分の名前と戦い方だけとはな、残念だったな」

 

ガイ「それでも、来てくれて嬉しかった」

 

Gコーラル「・・・それが俺の内に残っていたから、何処か分からないけど(照)」

 

ガイ「俺は名前をくれた、その名前で呼んだ皆を助けたい」

 

Gコーラル「何も言わないぞ、俺はその為にいる。先刻も言っていたことがな」

 

ガイ「ありがとう、じゃあ中に戻ろう」

 

Gコーラル「しっかしお前、そんなに気にしてたの?」

 

ガイ「うるせぇ!!」

 

忘れてはいけない、歴史に残っていなくてもどんな世界でも

その礎になった人達も、大切な現在(いま)を創ってきてくれることを

 

「人」がいなくなっても、いたという事柄は消えないということを・・・

 


後書き

 

作者「やっと三世界の第一話を書き終わった!」

 

コスモス「これでしばらくゆっくりだ〜」

 

ガイ「う〜む、まあ文があまり長くはならんだろ・・・多分」

 

作者「ガイの紹介はもう少し後で、今回はティタンとGコーラルを少しにするよ」

 

ティタン()モード

 

陸上戦用の武装装甲。火力の高いバーストミサイルに連射性の高いライト(軽量)ガトリングを中心に戦う。更に特筆すべきは反応速度にあり、格闘戦にはコンバットナイフ「キメラクロー」を持って対応する。

 

Gコーラル

 

ガイ専用の援護高速戦闘機。「星海 (うみ)の珊瑚」。ガイの換装装備を装着して運送、使用することが出来る。真骨頂はガイとの装備組み合わせによるコンビネーション技であり、謎が多く更に秘められた能力も・・・?

 

作者「この世界は多分まだ時間がかかるが、他二つはもう時間掛けずに出せるだろう」

 

ゼフィランサス「一話の文が長すぎると思う人もいただろうが大丈夫」

 

デスティニー「それはそれとして、カイルさんの『外伝』からとった文が一部あるが」

 

コスモス「ああ、あれは人とSDの対応する反応の違いを見せる為だよ」

 

ガイ「イリアさんとロニキスさん、俺達の話し返し方か、そろそろ終わらせるから作者の最近どうぞ」

 

作者「私はというと、いや〜ゲームの事で気の合う人と会ってね、『CROSS of Venus』!公式ファンブックやドラマCDを買って良かった!僕が年上の人にアドバイズ出来るとは♪それに、あれをやっている人と会えたこと自体な・・・」

 

コスモス「偶然も重なれば必然、バトルドッジボールの攻略を捜して、このサイトに出逢い、俺達が立てたこともな」

 

作者「もう一つ・・・ついに手に入れたぜ「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」!」

 

コスモス「あちこち探してBDがなかったのでパソコンで頼んだが」

 

作者「さあ、懐かしの場面オマージュにM78星の英雄達、ウルトラマン人間態と星人の戦闘、そして大怪獣軍団と新旧ヒーロー達の闘いをその眼で見よ!」

 

コスモス「そして、」

 

全員「「「「『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』今冬公開決定!!」」」」

 

ダブルオー「今回は後書き短めだが、そう長話することもあるまい」

 

作者「あ、オチを一つ、僕書いている間にゼフィランサスをゼフィンサスって誤ってました、ごめんね」

 

ゼフィランサス「あっはっは()

 

デスティニー「・・・・・・ふぅ」

 

次回予告

 

ガイの決意に呼応するように、世界を繋ぐコロニーに集う異世界の超戦士、宇宙を駆け巡る彼らの前には敵などいないも同然だった。

それでも勝利の文字を決して与えようとしない、敵指揮官の意外な姿。

そして恐るべき敵の超兵器とは!?

 

ガイ「・・・え、俺もう主人公を一旦降りるの!?とにかく・・・」

 

デスティニー&ゼフィランサス「待て、」

 

ガイ「次回!!」