「決別」
遙かな時空の彼方に存在する中央大陸。
そこには、チーフガンダム率いる機動族、チーフエルガイム率いる日出族、チーフマジンガー率いる魔神族による三種族の戦士達が生活していた。
各種族の存在を隔てる、目に見えない時空的な亀裂、壁が発生していたため、三種族は争いもなく平和な暮らしが続いていた・・・
だが、その壁は突然 原因不明の消滅をしてしまったのである。
それぞれの種族は初めてお互いに接触することができたが、残念なことにそれによってお互いの領土をめぐり、争いが多発。
一族の最高権力を持つ各種族の族長は、ついに領土の拡大と覇権獲得のために、戦いへ突入する決意を固めたのだった。
そして、機動族は軍事力においてほぼ同じ力をもつ日出族に対して宣戦布告、戦争の火蓋がいま、ここにきられたのである。
最初、機動族と日出族の戦いは終始機動族有利で事は進み、日出族はカルケディスの森まで撤退を余儀なくされる。
エルガイムMK-Uは戦略に苦しんでいた。森林での戦いは木々を傷つける。しかし形成逆転はこの森でしか狙えない。
本来はフェーバ平原で敵を食い止めておきたかったが、予想を上回る機動族の兵力に苦戦を強いられていたのであった。
エルガイムMK-U「諸君、カルケディスの森林を傷つけぬよう心がけて行動するように!なんとしてでも機動族を森林の手前で食い止めるんだ!」
日出族はまさに危機的状況に追い込まれていたのであった。
そんな戦場に立つローブに覆われた謎の影ひとり、戦場を見据えていた。
???「・・・古文書にはこのあたりに、超古代兵器αアジールの頭部が埋まってる・・・。もし、それが発動すればカルケディスの森が滅んでしまうわ・・・」
超古代兵器αアジール
神の戦いにより生まれた決戦兵器であり、その口から出るメガ粒子砲は世界を焼き尽したとされている。そんな兵器をもし誰かが見つけたとしたら…
謎の影は急いで超古代の兵器を封印すべく、急いでαアジールの頭部が埋められた場所に向かった。
森を抜けエトワスの村にさしかかろうとしたが。
ドドーン!!
突然、村に攻撃が始まった。機動族の部隊が目の前に迫っているのだ。今の爆風で、謎の影のローブがめくれてしまった。
エミィである。
彼女はこの村の北に行かなくてはαアジールまでたどり着かなくてはならなかった。危険を感じつつも抜けなければならない。だが、その前に機動族の部隊に発見されてしまった。
ズゴック「そこのかわいいお嬢ちゃん、こんなところでなにしてんねん しかしホンマかわええのう・・・」
ドライセン「こんな危ないところに、女の子がひとりで遊んでちゃだめなんだぞ けけけ」
ジ・O「なんなら、おじちゃん・・・もとい『じおちゃん』と遊ばへんか?うへへへ」
いかにも顔つきの悪いチンピラ風情の兵士だった。
エミィも時間がないと感じ、腰に携えた秘剣ハインドスレイヤーに手をかけようとした、次の瞬間!!
ズバ!!
チンピラ「ぎゃああああああ」
彼女はまだ剣の柄に手をかけただけで抜いていない。
エミィの代わりに謎の剣士が突如現れ、三体のチンピラをあっという間に虚無の存在に帰えしたのである。エミィの代わりに剣士が、三体のチンピラをあっという間に虚無の存在に帰した。
彼女は自分を助けてくれた剣士にお礼を言おうと剣士に近づくが
エミィ「!?」
???「久しぶりだな まさかこんなところで再開するとは思わなかったぞ!」
果たしてエミィを助けた謎の剣士の正体とは?カルケディスの森の運命は?そして、エミィはαアジール作動を防げるのか?
次回 ザ・グレイトバトルスペシャル 〜2〜 バトルコマンダー前編 「宿命」
作品を知らない人ために(自分もクリアしてないから言えた義理じゃないけど)
各種族の参戦作品について
日出族 エルガイム ドラグナー
機動族 ガンダムシリーズ
魔神族 マジンガーシリーズ ゲッターシリーズ
同族だと原作アニメでの対立関係はなく味方同士になっています。
作者のkopさんに、私が色々と加筆して目を通して頂きました。
ですが今後の加筆に裂く時間がなく、ちょっと難しくかもしれません。
有難うございます、そしてすみません。